成約事例紹介 NO.5

令和4年9月27日付、熊本日日新聞に当センターの支援事例が掲載されました。

熊本県商工会連合会との連携による成約事例です。

下記のとおり、記事を転載致します。

 

県内初の公開事業承継

 芦北の2社「地域活性化につなげる」

芦北町で宿泊施設を運営する「アースフレディ」(山口賢司社長)と、観光を軸に地域振興を図ろうと昨年、同町に設立された「N THREE(エヌ スリー)」(前田一徳社長)の2社が26日、簡易宿泊事業の承継に関する契約を結んだ。

取り組みを後押しした県商工会連合会によると、承継を希望する事業者名を公表して後継者を募る「オープンネーム」方式での成立事例は県内初。

中小企業や小規模事業者は経営者の高齢化や後継者不在が進み、事業承継は全国的な課題となっている。同連合会は今年1月から公開でのマッチングの取り組みを開始。佐敷湾近くで民宿「夕凪館」を経営する山口社長が申し込んだ。

応募のあった町内の3事業者から新たに観光・宿泊を中心とした事業展開を考えていた前田社長の会社への譲渡が決まった。譲渡額は明らかにしていない。

10月から運営を引き継ぎ、一部施設の改修を進める方針で、未利用の隣接地には体験型レジャーの窓口や交流活動向けのスペースを設ける。

この日、町商工会館で締結式があり、両社長が事業譲渡契約書に調印。山口社長は「15年続けてきて廃業は避けたかった。熱意を持った方に後を任せることができて安心した」、前田社長は「地域活性化につなげていくためにも町の魅力を発信する拠点にしたい」と述べた。

 

 

以上、令和4年9月27日付熊本日日新聞記事からの転載です。

ご興味持たれた際には当センターまでご連絡お待ちしております。

 

コメントを残す