飲食業の事業承継!~地域への想いを引き継いで…、そして愛されたお店を次世代へ!~
令和6年2月にオープンした「肉と米、炭と釜。Since1978 IKYU」。
後継者不在の荒尾市「お好み焼き 一休」を第三者承継として店舗の譲渡を受け、「肉と米、炭と釜。Since1978 IKYU」をオープンした株式会社キッチンアイの崔代表の事例です。 同社は荒尾市内で「手作りカフェレストランZORO」を営んでおり、同店舗で提供している「生ハンバーグ」と「和牛ステーキ」の専門店をオープンし、多くのお客様に自慢の料理を提供することを目指していました。 また、高齢化等の影響により、荒尾市内に廃業される事業者の方や空き店舗が増えていたことを受け、『地元荒尾に貢献したい』との想いから、第三者承継の支援を行っている熊本県事業承継・引継ぎ支援センターに登録、荒尾市内に焦点を当て情報を収集し、準備を進めていました。 そこでマッチングしたのが今回事業承継した「お好み焼き 一休」でした。 熊本県事業承継・引継ぎ支援センター、チャレンジプラザあらお、荒尾商工会議所それぞれの担当者の方と数か月かけて事業譲渡や事業計画書策定を進め、譲渡側・承継側の双方が円満な形で事業譲渡を終えることが出来ました。 「お好み焼き 一休」の荒木氏は、『地域に根付いてきたお店を次世代に託すことが出来て良かった。これからどんどん頑張って欲しい。』 「肉と米、炭と釜。Since1978 IKYU」の崔代表は、『荒木氏の想いを継ぎ、地元荒尾に貢献できるよう尽力したい。今回関わった皆さま、ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。』と述べられました。 今後は事業承継を機に、新たな取組や革新的な展開に挑戦していく予定です。 |
荒木さん・崔さんからの相談はひょんなことから話が発展し、今回の事業承継が実現しました。
※荒尾商工会議所の会報「会議所だより」令和6年4月号に、荒尾商工会議所との連携による当センターの支援事例が掲載されました。